「それじゃ、六つゴールがあって箒に乗ってプレイするバスケットボールのようなものじゃないかなあ」
「バスケットボールってなんだい」ウッドが不ふ思し議ぎそうに聞いた。
「ううん、気にしないで」ハリーは慌あわてて言った。
「さてと、各チームにはキーパーと呼ばれる選手がいる。僕はグリフィンドールのキーパーだ。味方の輪わの周まわりを飛び回って、敵が点を入れないようにするんだ」
「チェイサーが三人、キーパーが一人、クアッフルでプレイする。オーケー、わかった」
ハリーは全部覚え込こもうと意い気き込ごんでいた。
「それは何するの」
ハリーは箱の中に残っている三つのボールを指さした。
「いま見せるよ。ちょっとこれを持って」
ウッドが野球のバットに似た短い棍こん棒ぼうをハリーに渡わたした。
「ブラッジャーが何なのか、いまから見せてあげよう。この二つがブラッジャーだ」
ウッドは赤いクアッフルより少し小さい、真っ黒なボールを二つハリーに見せた。二つともまったく同じようなボールで、箱の中に紐ひもで留とめてあったが、紐を振り切って飛び出そうとしているように見えた。
“这么说—— 这是一种用飞天扫帚和六个圆环玩的篮球,是吗?”
“篮球是什么?”伍德好奇地问。
“没什么。”哈利赶紧说。
“好吧,每边还有另一个队员,叫守门员—— 我就是格兰芬多队的守门员。我必须在我们的圆环周围飞来飞去,不让对方得分。”
“三个追球手,一个守门员。”哈利说,决心把这些都记在心里。“他们打的是鬼飞球。行,明白了。那么这些是做什么用的?”他指着留在箱子里的另外三个球问。
“我现在就演示给你看。”伍德说,“你拿着这个。”
他递给哈利一根小木棒,有点像跑柱式棒球的球棒。
“我来让你看看游走球是做什么用的。”伍德说,“这两个就是游走球。”
他拿给哈利看两只一模一样的球,它们黑得发亮,比刚才的红色鬼飞球略小一些。哈利注意到,它们似乎在拼命挣扎,想摆脱把它们束缚在箱子里的皮带。