ハリーは首を横に振った。やるべきことはしっかりとわかった。それができるかどうかが問題だ。
「スニッチを使った練習はまだやらない」
ウッドはスニッチを慎重しんちょうに箱にしまい込んだ。
「もう暗いから、なくすといけないし。かわりにこれで練習しよう」
ウッドはポケットからゴルフボールの袋ふくろを取り出した。数分後、二人は空中にいた。ウッドはゴルフボールをありとあらゆる方向に思いきり強く投げ、ハリーにキャッチさせた。
ハリーは一つも逃のがさなかったので、ウッドは大喜びだった。三十分もするとすっかり暗くなり、もう続けるのは無理だった。
「あのクィディッチ・カップに、今年こそは僕たちの寮りょうの名前が入るぞ」
城に向かって疲れた足あし取どりで歩きながらウッドはうれしそうに言った。
「君はチャーリーよりうまくなるかもしれないな。チャーリーだって、ドラゴンを追っかける仕事を始めなかったら、いまごろイギリスのナショナル・チームでプレーしてたろうに」
哈利摇了摇头。他明白自己需要做什么了,但究竟能不能做好还很成问题。
“我们先不拿飞贼来训练,”伍德说着,小心地把它放进箱子里关了起来。
“天太黑了,我们会把它丢失的。我们就用几只这样的球让你训练吧。”他从口袋里掏出一袋普通的高尔夫球,几分钟后,他和哈利就到了空中。伍德使出吃奶的力气,把高尔夫球掷往各个方向,让哈利去接。哈利百发百中,一个球都没有漏过,伍德非常高兴。过了半小时,天完全黑透了,他们无法再训练了。
“今年的魁地奇杯上将刻上我们的名字。”当他们疲倦地走回城堡时,伍德兴高采烈地说,“如果你表现得比查理韦斯莱还要出色,我一点儿也不会吃惊。他如果没有去研究龙,肯定会代表英国队参赛的。”