毎日たっぷり宿題がある上、週三回のクィディッチの練習で忙いそがしくなった。そのせいか、気がつくと、なんとホグワーツに来てからもう二ヵ月も経たっていた。いまではプリベット通りよりも城の方が自分の家だという気がしていた。授業じゅぎょうの方も、基き礎そがだいぶわかってきたのでおもしろくなってきた。
ハロウィーンの朝、パンプキンパイを焼くおいしそうな匂においが廊ろう下かに漂ただよってきて、みんな目を覚さました。もっとうれしいことに、「妖よう精せいの呪じゅ文もん」の授業でフリットウィック先生が、そろそろ物を飛ばす練習をしましょうと言った。先生がネビルのヒキガエルをブンブン飛び回らせるのを見てからというもの、みんなやってみたくてたまらなかった。先生は生徒を二人ずつ組ませて練習させた。ハリーはシェーマス・フィネガンと組んだネビルがハリーと組みたくてじっとこっちを見ていたので、これでほっとした。ロンは、なんと、ハーマイオニーと組むことになった。二人ともこれにはカンカンだった。ハリーが箒ほうきを受け取って以い来らい、ハーマイオニーは一度も二人と口をきいていなかった。
「さあ、いままで練習してきたしなやかな手首の動かし方を思い出して」
いつものように積つみ重かさねた本の上に立って、フリットウィック先生はキーキー声で言った。
也许是因为现在太忙了—— 除了各门功课的家庭作业,还有每周三个晚上的魁地奇训练—— 所以,当哈利突然意识到自己在霍格沃茨已经整整待了两个月时,他简直感到难以置信。城堡一天比一天更像家了,而他在女贞路时从来没有这样的感觉。当一些基础知识被掌握了之后,他的功课也变得越来越有趣了。
.万圣节前夕,他们一早醒来,就闻到走廊里飘着一般香甜诱人的烤南瓜的气味。更妙的是,弗立维教授在魔法课上宣布。他认为他们可以开始使物体飞起来了。同学们自从看见弗立维教授把纳威的癞蛤蟆弄得在教室里到处乱飞之后,就一直眼巴巴地希望尝试一下这种技能。弗立维教授把全班同学分成两个人一组开始训练。哈利的搭档是西莫斐尼甘(谢天谢地,因为纳威一直想跟他交换)。而罗恩呢,要和赫敏格兰杰一起合作。关于这件事,很难说清罗恩和赫敏谁更加恼火一点儿。赫敏自从哈利的飞天扫帚送到的那天起,就一直不跟他们俩说话。
“好了,千万不要忘记我们一直在训练的那个微妙的手腕动作!”弗立维教授像往常一样站在他的那堆书上,尖声说道。