「ビューン、ヒョイ、ですよ。いいですか、ビューン、ヒョイ。呪じゅ文もんを正確に、これもまた大切ですよ。覚えてますね、あの魔法使いバルッフィオは、『』でなく『』の発音をしたため、気がついたら、自分が床に寝ね転ころんでバッファローが自分の胸に乗っかっていましたね」
これはとても難むずかしかった。ハリーもシェーマスもビューン、ヒョイ、とやったのに、空中高く浮うくはずの羽は机の上にはりついたままだ。シェーマスが癇癪かんしゃくを起こして、杖つえで羽を小こ突づいて火をつけてしまったので、ハリーは帽ぼう子しで火を消すはめになった。隣となりのロンも、似たり寄ったりの惨みじめさだった。
「ウィンガディアム レヴィオーサ」
長い腕うでを風車のように振り回してロンが叫さけんでいる。ハーマイオニーのとんがった声が聞こえる。
「言い方が間違ってるわ。ウィン・ガー・ディアム レヴィ・オー・サ。『ガー』と長ーくきれいに言わなくちゃ」
「そんなによくご存ぞん知じなら、君がやってみろよ」とロンが怒ど鳴なっている。
ハーマイオニーはガウンの袖そでをまくり上げて杖をビューンと振り、呪文を唱となえた。
「ウィンガーディアム レヴィオーサ」
すると、羽は机を離はなれ、頭上一・二メートルぐらいの所に浮いたではないか。
「オーッ、よくできました」先生が拍はく手しゅをして叫んだ。「皆さん、見てください。グレンジャーさんがやりました」
クラスが終わった時、ロンは最悪の機き嫌げんだった。
“一挥一抖,记住,一挥一抖。念准咒-103 -语也非常重要—— 千万别忘了巴鲁费奥巫师,他把‘f’说成了‘s’,结果发现自己躺在地板。上,胸口上站着一头野牛。”
做起来很不容易。哈利和西莫一挥一抖,一挥一抖,做了一遍又一遍,但应该被他们送上空中的羽毛还是一动不动地躺在地板上。西莫一气之下,用魔杖朝羽毛一捅,羽毛着火了—— 哈利不得不用他的帽子将火扑灭。
在另一个桌子上的罗恩,运气似乎也好不到哪里去。“羽加迪姆勒维奥萨!”他大声喊道,一边像风车一样挥动着两条长长的手臂。“你说错了,”哈利听见赫敏毫不客气地说,“是羽加一迪姆勒维— 奥— 萨,那个‘加’字要说得又长又清楚。”“既然你这么机灵,你倒来试试看,”罗恩咆哮着说。赫敏卷起衣袖,挥动着魔杖,说道:“羽加迪姆勒维奥萨!”他们的那根羽毛从桌上升起来,飘悬在他们头顶上方四英尺的地方。“哦,做得好!”弗立维教授掐着手喊道,“大家快看,格兰杰小姐已经成功了!”
到了快下课的时候,罗恩的情绪坏到了极点。