ハリーが皮つきポテトを皿によそっていたちょうどその時、クィレル先生が全ぜん速そく力りょくで部屋に駆かけ込んできた。ターバンはゆがみ、顔は恐怖きょうふで引きつっている。みんなが見つめる中を、クィレル先生はダンブルドア先生の席までたどり着き、テーブルにもたれかかり、喘あえぎ喘ぎ言った。
「トロールが……地下室に……お知らせしなくてはと思って」
クィレル先生はその場でバッタリと気を失ってしまった。
大だい混こん乱らんになった。ダンブルドア先生が杖つえの先から紫色むらさきいろの爆ばく竹ちくを何度か爆ばく発はつさせて、やっと静かにさせた。
「監かん督とく生せいよ」
重々しいダンブルドア先生の声が轟とどろいた。
「すぐさま自分の寮りょうの生徒を引いん率そつして寮に帰るように」
パーシーは水を得た魚だ。
「僕について来て 一年生はみんな一いっ緒しょに固まって 僕の言うとおりにしていれば、トロールは恐るるに足たらず さあ、僕の後ろについて離はなれないで 道を開あけてくれ。一年生を通してくれ 道を開けて。僕は監督生です」
「いったいどうやってトロールは入ってきたんだろう」
階段を上がりながらハリーはロンに聞いた。
哈利正在吃一个带皮的土豆,奇洛教授突然一头冲进了餐厅,他的大围巾歪戴在头上,脸上满是惊恐的神色。大家都盯着他,只见他走到邓布利多教授的椅子旁,一歪身倚在桌子上,喘着气说:“巨怪—— 在地下教室里—— 以为你应该知道的。”
-104 -说完,他一头栽到在地板上,昏死了过去。
餐厅里顿时乱成一团。邓布利多教授不得不使他的魔杖头上发出几次刺耳的烟火爆炸声,大家才安静下来。
“级长,”他声音低沉地说,“立刻把你们学院的学生领到宿舍去!”
珀西自然是驾轻就熟。
“跟我来!不要走散,一年级学生!只要你们听我的吩咐,就不用害怕什么巨怪!好了,紧紧跟在我后面。闪开,一年级学生要通过了!请原谅,我是级长!”
“巨怪怎么能钻进来呢?”他们上楼梯时,哈利问道。