「僕たちが鍵かぎをかけてヤツをハーマイオニーと一いっ緒しょに閉とじ込こめたりしなかったら、助けは要いらなかったかもしれないよ」ハリーはロンに正せい確かくな事実を思い出させた。
二人は太った婦人レディの肖しょう像ぞう画がの前に着いた。
「豚の鼻ピッグスナウト」の合あい言こと葉ばで二人は中に入っていった。
談だん話わ室しつは人がいっぱいでガヤガヤしていた。みんな談話室に運ばれてきた食べ物を食べていた。ハーマイオニーだけが一人ポツンと扉とびらのそばに立って二人を待っていた。互いに気まずい一瞬いっしゅんが流れた。そして、三人とも顔を見もせず、互いに「ありがとう」と言ってから、急いで食べ物を取りにいった。
それ以い来らい、ハーマイオニー・グレンジャーは二人の友人になった。共通きょうつうの経けい験けんをすることで互いを好きになる、そんな特別な経験があるものだ。四メートルもあるトロールをノックアウトしたという経験もまさしくそれだった。
“如果我们没有把她和那东西关在一起,她也许根本就不用别人去救。”哈利提醒他。
他们来到胖夫人的肖像前面。
“猪鼻子。”他们说完口令,就钻了进去。
公共休息室里挤满了人,吵吵闹闹的。每个人都在吃着送上来的食物。只有赫敏独自站在门舀,等着他们。一时间,三个人都很尴尬。接着,他们谁也没看谁,只同时说了一句“谢谢你”,就匆匆奔向自己的盘子。
然而就从那一刻起,赫敏格兰杰成了他们的朋友。当你和某人共同经历了某个事件之后,你们之间不能不产生好感,而打昏一个十二英尺高的巨怪就是一个这样的事件。