「ポッター、そこに持っているのは何かね」
ハリーは「クィディッチ今昔」を差し出した。
「図書館の本は校こう外がいに持ち出してはならん。よこしなさい。グリフィンドール五点減げん点てん」
スネイプが行ってしまうと、「規則をでっち上げたんだ」とハリーは怒ってブツブツ言った。
「だけど、あの脚はどうしたんだろう」
「知るもんか、でもものすごく痛いといいよな」とロンも悔くやしがった。
その夜、グリフィンドールの談だん話わ室しつは騒そう々ぞうしかった。ハリー、ロン、ハーマイオニーは一いっ緒しょに窓まど際ぎわに座って、ハーマイオニーがハリーとロンの呪じゅ文もんの宿題をチェックしていた。答えを丸まる写うつしはさせてくれなかったがそれじゃ覚えないでしょ、宿題に目を通してくれるよう頼たのめば、結局けっきょくは正しい答えを教えてもらうことになった。
“你手里拿的是什么,波特?”
是《魁地奇溯源》。哈利给他看了。
“图书馆的书是不许带出学校的,”斯内普说,“把它给我。格兰芬多被扣掉五分。”“他临时编了个规定。”哈利看着斯内普一瘸一拐地走远,忿忿不平地嘟囔道。“不知道他的腿怎么了?”“不知道,但我希望他疼得够呛。”罗恩幸灾乐祸地说。
那天晚上,格兰芬多公共休息室里闹哄哄的。哈利、罗恩和赫敏一起坐在一扇窗户旁边。赫敏正在检查哈利和罗恩的魔法课作业。她坚决不让他们抄她的作业(“那样你们能学到什么呢?”),但是请她检查一遍之后,他们总能得到正确的答案。