「なんでフラッフィーを知ってるんだ」
「フラッフィー」
「そう、あいつの名前だ――去年パブで会ったギリシャ人のやつから買かったんだ――俺おれがダンブルドアに貸した。守るため……」
「何を」ハリーが身を乗り出した。
「もう、これ以上聞かんでくれ。重じゅう大だい秘ひ密みつなんだ、これは」
ハグリッドがぶっきらぼうに言った。
「だけど、スネイプが盗もうとしたんだよ」
ハグリッドはまた「バカな」を繰くり返かえした。
「スネイプはホグワーツの教師だ。そんなことするわけなかろう」
「ならどうしてハリーを殺そうとしたの」ハーマイオニーが叫さけんだ。
午後の出で来き事ごとが、スネイプに対するハーマイオニーの考えを変えさせたようだ。
「ハグリッド。私、呪のろいをかけてるかどうか、一ひと目めでわかるわ。たくさん本を読んだんだから じーっと目をそらさずに見続けるの。スネイプは瞬まばたき一つしなかったわ。この目で見たんだから」
「おまえさんは間違っとる 俺が断だん言げんする」
ハグリッドも譲ゆずらない。
「ハリーの箒ほうきが何であんな動きをしたんか、俺おれにはわからん。だがスネイプは生徒を殺そうとしたりはせん。三人ともよく聞け。おまえさんたちは関係のないことに首を突つっ込こんどる。危き険けんだ。あの犬のことも、犬が守ってる物のことも忘れるんだ。あれはダンブルドア先生とニコラス・フラメルの……」
「あっ」ハリーは聞き逃のがさなかった。「ニコラス・フラメルっていう人が関係してるんだね」
ハグリッドは口が滑すべった自分自身に強烈きょうれつに腹を立てているようだった。
“你们怎么会知道三个头的路威?’’他问。
“三个头的路威?”
“是啊—— 它是我的—— 是从我去年在酒店认识的一个希腊佬儿手里买的—— 我把它借给邓布利多去看守—— ” “什么?”哈利急切地问。
“行了,不要再问了,”海格粗暴地说,“ 那是一号机密,懂吗?”
“可是斯内普想去偷它。”
“胡说,”海格又说,“斯内普是霍格沃茨的老师,他决不会做那样的事。”
“那他为什么想害死哈利?”赫敏大声问道。
这个下午发生的事件,似乎使她对斯内普的看法发生了很大转变。
“我如果看见不怀好意的凶煞,是能够认出来的。我在书上读到过关于他们-117 -的所有介绍!你必须跟他们目光接触,斯内普的眼睛一眨也不眨,我看见的!”
“我告诉你,你错了!”海格暴躁地说,“我不知道哈利的飞天扫帚为什么会有那样的表现,但是斯内普决不可能想害死一个学生!现在,你们三个都听我说—— 你们在插手跟你们无关的事情。这是很危险的。忘记那条大狗,忘记它在看守的东西, 这是邓布利多教授和尼可勒梅之间的—— ”
“啊哈!”哈利说,“这么说还牵涉到一个名叫尼可-勒梅的人,是吗?”海格大怒,他在生自己的气。