「スネイプ先生、けんかを売られたんですよ」
ハグリッドが髯ひげモジャの大きな顔を木の間から突つき出してかばった。
「マルフォイがロンの家族を侮辱ぶじょくしたんでね」
「そうだとしても、喧嘩けんかはホグワーツの校こう則そく違い反はんだろう、ハグリッド。ウィーズリー、グリフィンドールは五点減げん点てん。これだけですんでありがたいと思いたまえ。さあ諸しょ君くん、行きなさい」スネイプがよどみなく言い放はなった。
マルフォイ、クラッブ、ゴイルの三人はにやにやしながら乱らん暴ぼうに木の脇わきを通り抜け、針のような樅もみの葉をそこら中にまき散らした。
「覚えてろ」
ロンはマルフォイの背中に向かって歯ぎしりした。
「いつか、やっつけてやる……」
「マルフォイもスネイプも、二人とも大嫌いだ」とハリーが言った。
「さあさあ、元気出せ。もうすぐクリスマスだ」
ハグリッドが励はげました。
「ほれ、一いっ緒しょにおいで。大おお広ひろ間まがすごいから」
三人はハグリッドと樅の木の後あとについて大広間に行った。マクゴナガル先生とフリットウィック先生が忙いそがしくクリスマスの飾かざりつけをしているところだった。
“是有人先惹他的,斯内普教授。”海格从树后面伸出他毛发蓬乱的大脑袋,说道,“马尔福刚才侮辱他的家庭。”
“不管怎么样,动手打人都是违反霍格沃茨校规的,海格。”斯内普用圆滑的声音说,“格兰芬多被扣去五分,韦斯莱,你应该感到庆幸,没有扣得更多。好了,快走吧,你们大家。”
马尔福、克拉布和高尔粗鲁地从树旁边挤过,把针叶碰落得到处都是。一边还得意地笑着。“我要教训他,”罗恩看着马尔福的背影,咬牙切齿地说,“总有一天,我要狠狠地教训—— ” “我真讨厌他们两个人,”哈利说,“马尔福和斯内普。”
“好了,高兴一点吧,快要过圣诞节了。”海格说,“你们猜怎么着,快跟我到餐厅去看看吧,真是妙不可言。”
于是,哈利、罗恩和赫敏跟着海格和他的冷杉树,一起来到礼堂里,麦格教授和弗立维教授都在那里,忙着布置圣诞节的装饰品。