図書館の外に出て、廊ろう下かで二人を待った。二人が何か見つけてくることを、ハリーはあまり期待していなかった。もう二週間も収穫しゅうかくなしだった。もっとも、授業じゅぎょうの合あい間まの短い時間にしか探せなかったので、見つからなくても無む理りはない。できるなら、マダム・ピンスのしつこい監かん視しを受けずに、ゆっくり探す必要があった。
五分後、ロンとハーマイオニーも首を横に振り振り出てきた。三人は昼食に向かった。
「私が家に帰っている間も続けて探すでしょう 見つけたら、ふくろうで知らせてね」
「君の方は、家に帰ってフラメルについて聞きいてみて。パパやママなら聞いても安全だろう」とロンが言った。
「ええ、安全よ。二人とも歯は医い者しゃだから」
ハーマイオニーは答えた。
クリスマス休暇きゅうかになると、楽しいことがいっぱいで、ロンもハリーもフラメルのことを忘れた。寝しん室しつには二人しかいなかったし、談だん話わ室しつもいつもより閑かん散さんとして、暖だん炉ろのそばの心ここ地ちよい肘ひじ掛かけ椅い子すに座ることができた。何時間も座り込んで、串くしに刺させるものはおよそ何でも刺して火であぶって食べた――パン、トースト用のクランペット、マシュマロ――そして、マルフォイを退たい学がくさせる策さくを練ねった。実じっ際さいにはうまくいくはずはなくとも、話すだけで楽しかった。
哈利在外面的走廊里等着,看另外两个人是否能有所发现,但他并不抱很大的希望。他们已经找了两个星期,但只是利用了功课之余的时间,所以一无所获也并不奇怪。他们最需要的是痛痛快快地好好搜寻一番,别让平斯夫人在后面盯着,把呼吸喷在他们的后脖颈上。
五分钟后,罗恩和赫敏回到他身边,失望地摇了摇头。他们一起去吃午饭。
“我不在的时侯,你们还要继续查找,好吗?”赫敏说,“一旦有什么发现,就派一只猫头鹰告诉我。”
“你也可以问问你的父母,他们是不是知道勒梅这个人。”罗恩说,“问问他们是很安全的。”
“非常安全,因为他们俩都是牙医。”赫敏说。
放假后,罗恩和哈利玩得太开心了,没有多少心思去想勒梅。宿舍完全归他们支配,公共休息室里的人也比平常少了许多,他们能够占领炉火边几把更舒服的扶手椅了。这会儿,他们就坐在那里,吃着所有能用烤叉戳起的食物—— 面包、面饼、蘑菇,一边设计着能使马尔福被开除的方案,尽管这些方案都不可能付诸实施,但是谈谈总是令人开心的。