「どうもご親切に」とハリーが呟つぶやいた。
ロンは五十ペンス硬貨に夢中むちゅうになった。
「へんなの――おかしな形。これ、ほんとにお金」
「あげるよ」
ロンがあんまり喜ぶのでハリーは笑った。
「ハグリッドの分、おじさんとおばさんの分――それじゃこれは誰からだろう」
「僕、誰からだかわかるよ」
ロンが少し顔を赤らめて、大きなモッコリした包みを指さした。
「それ、ママからだよ。君がプレゼントをもらう当あてがないって知らせたんだ。でも、――あーあ、まさか『ウィーズリー家け特とく製せいセーター』を君に贈おくるなんて」ロンが呻うめいた。
ハリーが急いで包み紙を破ると、中から厚い手て編あみのエメラルドグリーンのセーターと大きな箱に入ったホームメイドのファッジが出てきた。
「ママは毎年僕たちのセーターを編むんだ」
ロンは自分の包みを開あけた。
「僕のはいつだって栗くり色いろなんだ」
「君のママって本当に優やさしいね」
とハリーはファッジをかじりながら言った。とてもおいしかった。
“还算友好。”哈利说。
罗恩被那枚硬币迷住了。
“真古怪!”他说,“这样的形状!这就是麻瓜们的钱吗?” “你留着吧。”哈利说,看到罗恩欣喜若狂的样子,不由大笑起来。“海格送的,姨妈姨父送的—— 那么这些是谁送的呢?”
“我想我知道这份是谁送的。”罗恩说,微微地红了脸,指着一个鼓鼓囊囊的大纸包。“是我妈妈。我对她说,你以为自己不会收到礼物—— 哦,糟糕,”他呻吟了一声,“她给你织了一件韦斯莱家特有的那种毛衣。”
哈利扯开纸包,看见一件厚厚的鲜绿色的手编毛衣,还有一大盒自制的乳脂软糖。
“她每年都给我们织一件毛衣,”罗恩说着,打开他自己的那个纸包,“我的总是暗紫红色的。”
“她真是太好了。”哈利说着,尝了一块乳脂软糖,觉得味道非常甜美。