「そうだよ 下を見てごらん」
下を見ると足がなくなっていた。ハリーは鏡の前に走っていった。鏡に映うつったハリーがこっちを見ていた。首だけが宙ちゅうに浮ういて、体はまったく見えなかった。マントを頭まで引き上げると、ハリーの姿は鏡から消えていた。
「手紙があるよ マントから手紙が落ちたよ」ロンが叫んだ。
ハリーはマントを脱いで手紙をつかんだ。ハリーには見覚えのない、風ふう変がわりな細長い文字でこう書いてあった。
君のお父さんが亡なくなる前にこれを私に預あずけた。
君に返す時が来たようだ。
上手じょうずに使いなさい。
メリークリスマス
名前が書いてない。ハリーは手紙を見つめ、ロンの方はマントに見とれていた。
「こういうマントを手に入れるためだったら、僕、なんだってあげちゃう。ほんとになんでもだよ。どうしたんだい」
「うぅん、なんでもない」
“果然!你往下看!”
哈利低头看自己的脚,真奇怪,它们消失了。他三步两步冲到镜子前面。没错,镜子里的他只有脑袋悬在半空中,身体完全看不见了。他把隐形衣拉到头顶-123 -上,镜子里的他便完全隐去了。“有一张纸条!”罗恩突然说道,“一张纸条从它里面掉出来了!”哈利脱掉长袍,一把抓过那封信。上面用一种他从未见过的细长的、圈圈套圈圈的字体,写着下面几行字:你父亲死前留下这件东西给我。现在应该归还给你。好好使用。衷心祝你圣诞快乐。
没有署名。哈利瞪着纸条发呆,罗恩则对着隐形衣赞叹不已。“如果能得到这样一件东西,我什么都可以不要,”他说,“什么都可以不要。你怎么啦?”“没什么。”哈利说。