「起こしてくれればよかったのに」
翌よく朝あさロンが不ふ機き嫌げんそうに言った。
「今こん晩ばん一いっ緒しょに来ればいいよ。僕、また行くから。君に鏡を見せたいんだ」
「君のママとパパに会いたいよ」ロンは意い気き込ごんだ。
「僕は君の家族に会いたい。ウィーズリー家の人たちに会いたいよ。ほかの兄にいさんとか、みんなに会わせてくれるよね」
「いつだって会えるよ。今度の夏休みに家に来ればいい。もしかしたら、その鏡は亡なくなった人だけを見せるのかもしれないな。しかし、フラメルを見つけられなかったのは残念だったなぁ。ベーコンか何か食べたら。何も食べてないじゃないか。どうしたの」
ハリーは食べたくなかった。両親に会えた。今晩もまた会える。ハリーはフラメルのことはほとんど忘れてしまっていた。そんなことはもう、どうでもいいような気がした。三さん頭とう犬けんが何を守っていようが、関係ない。スネイプがそれを盗んだところで、それがどうしたと言うんだ。
「大だい丈じょう夫ぶかい なんか様子がおかしいよ」ロンが言った。
“你应该把我叫醒的。”罗恩生气地说。
“今晚你可以来,我还要去的,我想让你看看那面镜子。”
“我想看看你的爸爸妈妈。”罗恩急切地说。
“我也想看看你的全家,看看韦斯莱的一大家人,你可以把你另外的几个兄弟和所有的亲戚都指给我看。”
“你随时都能看到他们的,”罗恩说,“今年暑假到我们家来吧。不过,镜子里或许只能出现死人。唉,真惭愧,我们还没有找到勒梅的资料。你吃点熏咸肉或别的什么吧,你怎么什么也不吃?”
哈利吃不下去。他见到了他的父母,而且今晚还要与他们相见。他差不多把勒梅忘到了脑后。这件事似乎已经不再那么重要了。谁管那三头大狗在看守什么呢?即使斯内普把那东西偷走,又有什么关系呢?