今度はロンの方が、鏡に映った自分の姿を夢中むちゅうでのぞき込こんでいた。
「僕を見て」ロンが言った。
「家族みんなが君を囲んでいるのが見えるかい」
「うぅん……僕一人だ……でも僕じゃないみたい……もっと年上に見える……僕、首しゅ席せきだ」
「なんだって」
「僕……ビルがつけていたようなバッジをつけてる……そして最さい優ゆう秀しゅう寮りょう杯はいとクィディッチ優ゆう勝しょうカップを持っている……僕、クィディッチのキャプテンもやってるんだ」
ロンは惚ほれぼれするような自分の姿からようやく目を離はなし、興こう奮ふんした様子でハリーを見た。
「この鏡は未来を見せてくれるのかなぁ」
「そんなはずないよ。僕の家族はみんな死んじゃったんだよ……もう一度僕に見せて……」
「君は昨日きのう一人占じめで見たじゃないか。もう少し僕に見せてよ」
「君はクィディッチの優勝カップを持ってるだけじゃないか。何がおもしろいんだよ。僕は両親に会いたいんだ」
「押すなよ……」
罗恩目瞪口呆地看着镜子中的自己。“看我!”罗恩说。“你能看见你的家人都围在你身边吗?”“没有—— 只有我一个人—— 但是跟现在不一样—— 我好像大了一些——我还是男生学生会主席!”“什么?”“我—— 我戴着比尔以前的那种徽章—— 手里还举着学院杯和魁地奇杯—— 我还是魁地奇队的队长呢!”罗恩好不容易才使自己的目光离开了这副辉煌的景象,兴奋地看着哈利。“你说,这面镜子是不是预示着未来?”
“怎么可能?我家里的人都死了—— 让我再看看—— ” “你已经独自看了一晚上,就让给我一点儿时间吧。”
“你只是捧着魁地奇杯,这有什么好玩的?我想看看我的父母。”“你别推我—— ”