ウッドのしごきは前よりも厳きびしくなった。雪が雨に変わり、果てしなく降ふり続いてもウッドの意い気き込ごみは湿しめりつくことはなかった。ウッドはほとんど狂ってる、と双ふた子ごのウィーズリーは文もん句くを言ったが、ハリーはウッドの味み方かただった。次の試合でハッフルパフに勝てば七年ぶりに寮りょう対たい抗こう杯はいをスリザリンから取り戻せるのだ。たしかに勝ちたいという気持はあったが、練習で疲れた後あとはあまり悪夢を見なくなるというのもハリーは意識していた。
ひときわ激はげしい雨でビショビショになり、泥どろんこになって練習している最中、ウッドが悪い知らせを漏もらした。双子のウィーズリーが互いに急きゅう降こう下か爆ばく撃げきをしかけ、箒ほうきから落ちるふりをするのでウッドはカンカンに腹を立てて叫さけんだ。
「ふざけるのはやめろ そんなことをすると、こんどの試合には負けるぞ。次の試合の審しん判ぱんはスネイプだ。すきあらばグリフィンドールから減げん点てんしようと狙ねらってくるぞ」
とたんにジョージ・ウィーズリーは本当に箒から落ちてしまった。
伍德对队员的要求比以往任何时候都严格。即使在大雪过后连绵不断的阴雨天里,他的劲头也没有半点冷却。韦斯莱孪生兄弟抱怨说伍德正在变成一个训练狂,但哈利却站在伍德一边。如果他们赢得下一场对赫奇帕奇的比赛,他们就能在学院杯中战胜斯莱特林队了,这可是七年以来的第一次啊。除了希望比,赛取胜以外,哈利还发现,当他训练之后筋疲力尽时,噩梦就做得少了。
后来,在一次特别潮湿和泥泞的训练中,伍德告诉队员们一个坏消息。他刚才对韦斯莱孪生兄弟发了一顿脾气,因为他们不停地彼此俯冲轰炸,假装从飞天扫帚上摔下来。
“你们能不能别再胡闹了!”伍德嚷道,“这样做肯定会使我们输掉比赛!这次是斯内普当裁判,他肯定会千方百汁找借口给格兰芬多队扣分的!”
乔治韦斯莱听了这活,真的从飞天扫帚上摔了下来。