一時間後、ハグリッドの小屋を訪たずねると、驚おどろいたことにカーテンが全部閉まっていた。ハグリッドは「誰だ」と確かめてからドアを開あけて、三人を中に入れるとすぐまたドアを閉めた。
中は窒ちっ息そくしそうなほど暑かった。こんなに暑い日だというのに、暖だん炉ろには轟ごう々ごうと炎が上がっている。ハグリッドはお茶を入れ、イタチの肉を挟はさんだサンドイッチをすすめたが、三人は遠えん慮りょした。
「それで、おまえさん、何か聞きたいんだったな」
ハリーは単たん刀とう直ちょく入にゅうに聞くことにした。
「ウン。フラッフィー以外に『賢けん者じゃの石』を守っているのは何か、ハグリッドに教えてもらえたらなと思って」
ハグリッドはしかめ面つらをした。
「もちろんそんなことはできん。まず第一、俺おれ自身が知らん。第二に、おまえさんたちはもう知りすぎておる。だから俺が知ってたとしても言わん。石がここにあるのにはそれなりのわけがあるんだ。グリンゴッツから盗まれそうになってなあ――もうすでにそれも気づいておるだろうが。だいたいフラッフィーのことも、いったいどうしておまえさんたちに知られてしまったのかわからんなぁ」
一小时后,他们敲响了狩猎场看守的小屋门。他们吃惊地发现,所有的窗帘都被拉得严严实实。海格先是喊了一句“谁呀?”才让他们进屋,接着又赶紧回身把门关上了。
小屋里热得令人窒息。尽管是这样一个温暖的晴天,壁炉里还燃着熊熊的旺火。海格给他们沏了茶,还端来了白鼬三明治,他们婉言谢绝了。
“这么说—— 你们有话要问我?”
“是的。”哈利说。没有必要拐弯抹角。“我们不知道你能不能告诉我们,除了路威以外,守护魔法石的还有什么机关?”
海格朝他们皱起了眉头。
“我当然不能说。”他说,“第一,我自己也不知道。第二,你们已经知道得太多了,所以我即使知道也不会告诉你们。那块石头在这里是很有道理的。它在古灵阁差点被人偷走—— 我猜你们把这些也弄得一清二楚了吧?真不明白你们怎么连路威的事都知道。”