「スネイプだって」
「ああ、そうだ。まだあのことにこだわっておるのか スネイプは石を守る方の手助けをしたんだ。盗もうとするはずがない」
ハリーは、ロンもハーマイオニーも自分と同じことを考えているなと思った。もしスネイプが石を守る側がわにいたならば、他の先生がどんなやり方かたで守ろうとしたかも簡単にわかるはずだ。たぶん全部わかったんだ――クィレルの呪じゅ文もんとフラッフィーを出し抜く方法以外は。
「ハグリッドだけがフラッフィーをおとなしくさせられるんだよね 誰にも教えたりはしないよね たとえ先生にだって」
ハリーは心配そうに聞いた。
「俺おれとダンブルドア先生以外は誰一人として知らん」
ハグリッドは得意げに言った。
「そう、それなら一ひと安あん心しんだ」
ハリーは他ほかの二人に向かってそう呟つぶやいた。
「ハグリッド、窓を開あけてもいい 茹ゆだっちゃうよ」
「悪いな。それはできん」
ハリーはハグリッドがチラリと暖だん炉ろを見たのに気づいた。
「ハグリッド――あれは何」
聞くまでもなくハリーにはわかっていた。炎の真ん中、やかんの下に大きな黒い卵たまごがあった。
“斯内普?”
“是啊—— 难道你们还在怀疑他,嗯?瞧,斯内普也帮着一块儿保护魔法石了,他不会去偷它的。”
哈利知道罗恩和赫敏内心的想法跟他一样。既然斯内普也参加了保护魔法石的工作,他一定很容易弄清其他老师设下了什么机关。他很可能什么都知道了—— 似乎只除了奇洛的魔法和怎样通过路威。
“只有你一个人知道怎样通过路威,是吗,海格?”哈利急切地问,“你不会告诉任何人的,是吗?即使是老师也不告诉,是吗?”“除了我和邓布利多,谁也别想知道。”海格骄傲地说。“那就好,那就好。”哈利对其他人小声咕哝了一句。“海格,我们能不能开一扇窗户呢?我热坏了。”“不能,哈利,对不起。”海格说。哈利注意到他朝壁炉那儿扫了一眼。哈利便也扭头看着炉火。
“海格—— 那是什么?”
其实他已经知道了。在炉火的正中央,在水壶的下面,卧着一只黑糊糊的大蛋。