第15章 禁きんじられた森 The Forbidden Forest
最悪の事じ態たいになった。
フィルチは二人を二階のマクゴナガル先生の研究室へ連れていった。二人とも一ひと言ことも言わず、そこに座って先生を待った。ハーマイオニーは震ふるえていた。ハリーの頭の中では、言い訳、アリバイ、とんでもないごまかしの作り話が、次から次へと浮かんでは消えた。考えれば考えるほど説せっ得とく力りょくがないように思えてくる。今度ばかりはどう切り抜けていいかまったくわからなかった。絶ぜっ体たい絶ぜつ命めいだ。透とう明めいマントを忘れるなんて、なんというドジなんだ。真ま夜よ中なかにベッドを抜け出してうろうろするなんて、ましてや授業じゅぎょう以外では立ち入り禁きん止しの一番高い天てん文もん台だいの塔とうに登るなんて、たとえどんな理由があってもマクゴナガル先生が許すわけがない。その上ノーバートと透明マントだ。もう荷物をまとめて帰る仕し度たくをした方がよさそうだ。
最悪の事態なら、これ以上悪くはならない とんでもない。なんと、マクゴナガル先生はネビルを引き連れて現れたのだ。
「ハリー」
ネビルは二人を見たとたん、弾はじかれたようにしゃべった。
「探してたんだよ。注意しろって教えてあげようと思って。マルフォイが君を捕つかまえるって言ってたんだ。あいつ言ってたんだ、君がドラゴ……」
第15章 禁林
事情糟得不能再糟了。
费尔奇把他们领到二楼麦格教授的书房,他们坐在那里,一句话也不说。赫敏浑身发抖。哈利的脑海里飞快地设想出许多为自己辩解的借口和理由,还编了一些谎话想蒙混过关,但发现它们一个比一个站不住脚。他不知道这次他们有什么办法摆脱困境。他们走投无路了。唉,他们怎么就这么糊涂,居然把隐形衣给忘了!无论他们摆出什么理由,麦格教授都不会原谅他们深更半夜不睡觉,在学校里鬼鬼祟祟地游荡,而且还爬到了最高的天文塔上,那里除了平常上课是不能上去的。再加上诺伯和隐形衣,他们早就该收拾行李回家了。
哈利认为事情糟得不能再糟吗?他错了。当麦格教授回来时,她后面跟着纳威。
“哈利!”纳威一看见他们两个,就脱口而出,“我一直在找你们,想给你们提个醒儿,我听见马尔福说他要来抓你,他说你有一条龙—— ”