ハリーは激はげしく頭を振ってネビルを黙だまらせたが、マクゴナガル先生に見られてしまった。三人を見下ろす先生の鼻から、ノーバートより激しく火が吹き出しそうだ。
「まさか、皆さんがこんなことをするとは、まったく信じられません。ミスター・フィルチは、あなたたちが天文台の塔にいたと言っています。明あけ方がたの一時にですよ。どういうことなんですか」
ハーマイオニーが先生から聞かれた質問に答えられなかったのは、これが初めてだった。まるで銅どう像ぞうのように身動きひとつせず、スリッパの爪つま先さきを見つめている。
「何があったか私わたくしにはよくわかっています」
マクゴナガル先生が言った。
「べつに天才でなくとも察さっしはつきます。ドラゴンなんて嘘うそっぱちでマルフォイに一杯食くわせてベッドから誘おびき出だし、問題を起こさせようとしたんでしょう。マルフォイはもう捕まえました。たぶんあなた方は、ここにいるネビル・ロングボトムが、こんな作り話を本気にしたのが滑こっ稽けいだと思ってるのでしょう」
ハリーはネビルの視し線せんをとらえ、先生の言ってることとは違うんだよと目で教えようとした。ネビルはショックを受けてしょげていた。かわいそうなネビル。ヘマばかりして……危き険けんを知らせようと、この暗い中で二人を探したなんて、ネビルにしてみればどんなに大変なことだったか、ハリーにはわかっていた。
哈利拼命摆手,不让纳威再说下去,可是被麦格教授看见了。她高高耸立在他们三个人面前,似乎比诺伯更有可能喷出火来。
“我真不敢相信是你们几个人。费尔奇说你们到天文塔上去了。别忘了现在是凌晨一点钟。自己解释一下吧。”
这是赫敏第一次回答不出老师的提问。她低头盯着自己的拖鞋,像雕像一样一动不动。
“我认为我完全明白这是怎么回事,”麦格教授说,“要弄清楚这件事,并不需要脑筋有多么灵光。你们凭空编出一套谎话告诉德拉科马尔福,说有一条龙什么的,想把他从床上骗出来,害他倒霉。我已经抓住他了。没想到隆巴顿也听到了这套谎话并且信以为真,我猜你们觉得这很有趣吧?”
哈利捕捉到纳威的目光,想用无声的语言告诉他不是这么回事,因为纳威显得既吃惊又委屈。可怜的、莽莽撞撞的纳威—— 哈利知道,纳威在黑夜里跑出来寻找他们,要给他们提个醒,这需要多么大的勇气啊。