ロンだけが味み方かただった。
「数週間もすれば、みんな忘れるよ。フレッドやジョージなんか、ここに入寮にゅうりょうしてからずーっと点を引かれっぱなしさ。それでもみんなに好かれてるよ」
「だけど一回で一五〇点も引かれたりはしなかったろう」ハリーは惨みじめだった。
「ウン……それはそうだけど」ロンも認めざるを得ない。
ダメージを挽ばん回かいするにはもう遅おそすぎたが、ハリーはもう二度と関係のないことに首を突つっ込こむのはやめようと心に誓ちかった。こそこそ余よ計けいなことを嗅かぎ回るなんてもうたくさんだ。自分のいままでの行動に責任を感じ、ウッドにチームを辞やめさせて欲ほしいと申し出た。
「辞める」ウッドの雷かみなりが落ちた。
「それがなんになる クィディッチで勝たなければ、どうやって寮りょうの点を取り戻せるんだ」
しかし、もうクィディッチでさえ楽しくはなかった。練習中、他の選手はハリーに話しかけようともしなかったし、どうしてもハリーと話をしなければならない時でも「シーカー」としか呼ばなかった。
ハーマイオニーとネビルも苦しんでいた。ただ、二人は有名ではなかったおかげで、ハリーほど辛つらい目には会わなかった。それでも誰も二人に話しかけようとはしなかった。ハーマイオニーは教室でみんなの注目を引くのをやめ、うつむいたまま黙もく々もくと勉強していた。
只有罗恩和他站在一边。
“过几个星期,他们就会把这些忘得一干二净的。弗雷德和乔治自从入学以来,就一直在丢分,人们照样很喜欢他们。”
“但他们从来没有一下子丢掉一百五十分,是吗?”哈利忧伤地说。
“嗯—— 那倒没有。”罗恩承认。
损失已经造成,后悔也来不及了,哈利对自己发誓,从今往后,他再也不去多管闲事了。他再也不偷偷摸摸地乱转,暗中监视什么了。他为自己感到非常羞愧,就去找到伍德,表示要退出魁地奇队。
“退出?”伍德大声斥责道,“那有什么用?如果我们赢不了魁地奇比赛,又怎么可能把分数挣回来呢?”
可是,对哈利来说,就连魁地奇也失去了原有的乐趣。训练时,其他队员都不跟他说话,如果不得不提到他,他们就管他叫“找球手”。
赫敏和纳威也很痛苦。他们的日子不像哈利那样难熬,因为他们没有他那么出名,但是也没有人愿意跟他们说话了。赫敏在班上不再抛头露面,总是低着头,默默地学习着。