「僕はファングと一緒がいい」ファングの長い牙きばを見て、マルフォイが急いで言った。
「よかろう。断ことわっとくが、そいつは臆病おくびょうじゃよ。そんじゃ、ハリーとハーマイオニーは俺と一緒に行こう。ドラコとネビルはファングと一緒に別の道だ。もし一角獣ユニコーンを見つけたら緑の光を打ち上げる、いいか 杖つえを出して練習しよう――それでよし――もし困ったことが起きたら、赤い光を打ち上げろ。みんなで助けにいく――じゃ、気をつけろよ――出発だ」
森は真っ暗でシーンとしていた。少し歩くと道が二手ふたてに分かれていた。ハグリッドたちは左の道を、ファングの組は右の道を取った。
三人は無言で足あし下もとだけを見ながら歩いた。時々枝の隙すき間まから漏もれる月つき明あかりが、落葉の上に点々と滴したたったシルバーブルーの血けっ痕こんを照らし出した。
ハリーはハグリッドの深しん刻こくな顔に気づいた。
「狼男おおかみおとこがユニコーンを殺すなんてことあり得るの」とハリーは聞いてみた。
「あいつらはそんなに速くない。ユニコーンを捕つかまえるのはたやすいことじゃない。強い魔力を持った生き物なんじゃよ。ユニコーンが怪け我がしたなんてこたぁ、俺はいままで聞いたことがないな」
“我要牙牙,”马尔福看着牙牙长长的牙齿,忙不迭地说。
“好吧,不过我提醒你,它可是个胆小鬼。”海格说,“那么,我、哈利和赫敏走一条路,马尔福、纳威和牙牙走另一条路。如果谁找到了独角兽,就发射绿色火花,明白吗?把你们的魔杖拿出来,练习一下—— 对了—— 如果有谁遇到了麻烦,就发射红色火花,我们都会过来找你—— 行了,大家多加小心—— 我们走吧。”
禁林里黑黢黢的,一片寂静。他们往里走了一段,就到了岔路口,哈利、赫敏和海格走左边的路,马尔福、纳威和牙牙走右边的路。
他们默默地走着,眼睛盯着地上。时不时地,一道月光从上面的树枝间洒下来,照亮了落叶上一块银蓝色的血迹。
哈利看出海格显得很焦虑。
“会是狼人杀死了独角兽吗?”哈利问。
“不会有这么快,”海格说,“抓住一只独角兽是很不容易的,它们这种动物具有很强的魔法。我以前从没听说过独角兽受到伤害。”