「頼むからその名前を言わないで」ロンがシーッという口調くちょうで頼んだ。
「それじゃ、僕はスネイプが石を盗むのをただ待ってればいいんだ」
ハリーは熱に浮かされたように話し続けた。
「そしたらヴォルデモートがやってきて僕の息の根を止める……そう、それでベインは満足するだろう」
ハーマイオニーも恐こわがっていたが、ハリーを慰なぐさめる言葉をかけた。
「ハリー、ダンブルドアは『あの人』が唯ゆい一いつ恐れている人だって、みんなが言ってるじゃない。ダンブルドアがそばにいるかぎり、『あの人』はあなたに指一本触ふれることはできないわ。それに、ケンタウルスが正しいなんて誰が言った 私には占うらないみたいなものに思えるわ。マクゴナガル先生がおっしゃったでしょう。占いは魔法の中でも、とっても不ふ正せい確かくな分野だって」
話し込こんでいるうちに、空が白しらみはじめていた。ベッドに入った時には三人ともくたくたで、話しすぎて喉のどがヒリヒリした。だがその夜の驚おどろきはまだ終わってはいなかった。
ハリーがシーツをめくると、そこにはきちんと畳たたまれた透とう明めいマントが置いてあった。小さなメモがピンで止めてある。
「必要な時のために」
“你能不能别再说那个名字!”罗恩压低了声音说。
“所以我现在只能等着斯内普去偷魔法石,”哈利极度兴奋地继续往下说,“然后伏地魔就上这儿来,把我干掉..好,我想这下子贝恩该高兴了。”
赫敏显得非常害怕,但她仍然想出话来安慰哈利。
“哈利,大家都说,神秘人一直害怕的只有邓布利多。有邓布利多在这里,神秘人不会伤你一根毫毛的。而且,谁说马人的话就一定正确?我觉得那一套听上去像是算命,麦格教授说,那是一类很不精确的魔法。”
天色渐渐发亮了,他们才停止了谈话,嗓子又干又痛,精疲力竭地上床睡觉。然而,这晚上还有一个意外在等着他呢。哈利拉开床单时,发现他的隐形衣叠得整整齐齐的,放在床单下面。隐形衣上还别了一张纸条,写着:以防万一。