「諸しょ君くん、こんな日には室内にいるもんじゃない」
スネイプはとってつけたようなゆがんだほほえみを浮かべた。
「僕たちは……」
ハリーは、その後あと何を言ったらよいのか考えつかなかった。
「もっと慎重しんちょうに願いたいものですな。こんなふうにうろうろしているところを人が見たら、何か企たくらんでいるように見えますぞ。グリフィンドールとしては、これ以上減げん点てんされる余よ裕ゆうはないはずだろう」
ハリーは顔を赤らめた。三人が外に出ようとすると、スネイプが呼び止めた。
「ポッター、警けい告こくしておく。これ以上夜中にうろついているのを見かけたら、我わが輩はいが自みずから君を退たい校こう処しょ分ぶんにするぞ。さあもう行きたまえ」
スネイプは大おお股またに職員室の方に歩いていった。
入口の石段のところで、ハリーは二人に向かって緊きん迫ぱくした口調くちょうで囁ささやいた。
「よし。こうしよう。誰か一人がスネイプを見み張はるんだ……職員室の外で待まち伏ぶせして、スネイプが出てきたら跡あとをつける。ハーマイオニー、君がやってくれ」
「なんで私なの」
「あたりまえだろう」ロンが言った。
「フリットウィック先生を待ってるふりをすればいいじゃないか」
ロンはハーマイオニーの声こわ色いろを使った。
“在这样的天气,你们不应该待在屋里。”他说,脸上肌肉扭曲,露出一个古怪的笑容。“我们刚才在—— ”哈利说,其实他也不知道自己要说什么。“你们需要小心一些,”斯内普说,“像这样到处乱逛,别人会以为你们想干什么坏事呢。格兰芬多可经不起再丢分了,是吗?”哈利脸红了。他们转身朝外面走,可是斯内普又把他们叫了回去。“提醒你一句,波特—— 如果你再在半夜三更到处乱逛,我要亲自把你开除。
祝你愉快。”
他大步朝着教工休息室的方向走去。
三个人一来到外面的石阶上,哈利就对罗恩和赫敏说:“好吧,我们现在必须这么做,”他急切地小声说,“一个人负责监视斯内普—— 等在教工休息室外面,如果他出来,就跟着他。赫敏,这件事最好由你来办。”
“为什么是我?”
“那还用说,”罗恩说,“你可以假装在等弗立维教授。”他装出一种尖细的女声,