「そうだわ……それよ……でも薪まきがないわ」
ハーマイオニーがいらいらと両手をよじりながら叫さけんだ。
「気が変になったのか 君はそれでも魔女か」ロンが大声を出した。
「あっ、そうだった」
ハーマイオニーはサッと杖つえを取り出し、何か呟つぶやきながら振った。すると、スネイプにしかけたのと同じリンドウ色の炎が植物めがけて噴ふん射しゃした。草が光と温ぬくもりですくみ上がり、二人の体を締しめつけていたツルが、見る見る解ほどけていった。草は身をよじり、へなへなとほぐれ、二人はツルを振り払って自由になった。
「ハーマイオニー、君が薬やく草そう学がくをちゃんと勉強してくれていてよかったよ」
額ひたいの汗を拭ぬぐいながら、ハリーもハーマイオニーのいる壁かべのところに行った。
「ほんとだ。それにこんな危き険けんな状態じょうたいで、ハリーが冷れい静せいでよかったよ……それにしても、『薪がないわ』なんて、まったく……」とロンが言った。
「こっちだ」
ハリーは奥へ続く石の一本道を指さした。
“是啊—— 当然可以—— 可是这里没有木柴啊!”赫敏大声说道,焦急地扭着双手。
“你疯了吗?,’罗恩吼道,“你到底是不是女巫?”
“哦,对了!”赫敏说着,一把抽出魔杖,挥动着,嘴里念念有词,然后就像那次对付斯内普一样,让魔杖头上射出一道蓝色风铃草般的火焰。在短短几秒钟内,两个男孩就觉得藤蔓在退缩着躲避光明和温暖,松开了对他们的纠缠。植物扭曲着,抽动着,自动松开缠绕在他们身上的卷须,哈利和罗恩终于完全挣脱了出来。
“幸亏你在草药课上听得很认真,赫敏。”哈利和赫敏一样退到墙边,擦着脸上的汗水,说道。“是啊,”罗恩说,“也幸亏哈利在关键时刻没有像你一样慌了手脚—— ‘可是这里没有木柴啊’,瞧你说的什么话!”“这边走。”哈利指着一条石头走廊说道。这是惟一可走的道路。