「さあ、どうしたらいいんだろう」ハリーが囁ささやいた。
「見ればわかるよ。だろう むこうに行くにはチェスをしなくちゃ」とロンが言った。
白い駒の後ろに、もう一つの扉が見えた。
「どうやるの」ハーマイオニーは不安そうだった。
「たぶん、僕たちがチェスの駒にならなくちゃいけないんだ」とロン。
ロンは黒のナイトに近づき、手を伸ばして馬に触ふれた。すると石に命が吹き込まれた。馬は蹄ひづめで地面を掻かき、兜かぶとをかぶったナイトがロンを見下ろした。
「僕たち……あの……むこうに行くにはチェスに参加しなくちゃいけませんか」
黒のナイトがうなずいた。ロンは二人を振り返った。
「ちょっと考えさせて……」とロンが言った。
「僕たち三人がひとつずつ黒い駒の役目をしなくちゃいけないんだ……」
ハリーとハーマイオニーはロンが考えを巡めぐらせているのをおとなしく見ていた。しばらくしてロンが言った。
「気を悪くしないでくれよ。でも二人ともチェスはあまり上手じょうずじゃないから……」
「気を悪くなんかするもんか。何をしたらいいのか言ってくれ」ハリーが即そく座ざに答えた。
“现在怎么办呢?”哈利小声说。
“这还不明显?”罗恩说,“我们必须下棋才能走到房间那头。”
他们看见白棋子后面有一扇门。
“怎么下法?”赫敏紧张地问。
“依我看,”罗恩说,“我们必须充当棋子。”
他走到一个黑骑士身旁,伸手摸了摸骑士的马。立刻,石头就活了过来,马用蹄子刨着地上的土,骑士转过戴着头盔的脑袋,望着罗恩。“我们是不是—— 嗯—— 必须跟你们一起才能过去?” 黑骑士点了点头。罗恩转身对哈利和赫敏说:“需要好好考虑一下..”他说,“恐怕我们必须取代这里的三个黑棋子..”哈利和赫敏没有说话,看着罗恩在那里思索。最后罗恩说:“是这样,你们可别生气,怪我说话不客气,不过说实话,你们两个下棋都不怎么样—— ” “我们没有生气,”哈利赶紧说道,“快告诉我们怎么做。”