「次は何だと思う」
「スプラウトはすんだわ。悪あく魔まの罠わなだった……鍵かぎに魔法をかけたのはフリットウィックに違いない……チェスの駒こまを変へん身しんさせて命を吹き込んだのはマクゴナガルだし……とすると、残るはクィレルの呪じゅ文もんとスネイプの……」
二人は次の扉にたどり着いた。
「いいかい」
とハリーが囁ささやいた。
「開あけて」
ハリーが扉を押し開けた。
むかつくような臭においが鼻をつき、二人はローブを引っぱり上げて鼻を覆おおった。目をしょぼつかせながら見ると、前にやっつけたのよりもさらに大きなトロールだった。頭のこぶは血だらけで、気き絶ぜつして横たわっていた。
「いまこんなトロールと戦わなくてよかった」
小山のような足をそぉーっとまたぎながら、ハリーが呟つぶやいた。
「さあ行こう、息が詰つまりそうだ」
ハリーは次の扉を開けた。何が出てくるか、二人ともまともに見られないような気き持もちだった。が、何も恐ろしいものはなかった。ただテーブルがあって、その上に形の違う七つの瓶びんが一列に並んでいた。
「スネイプだ」
ハリーが言った。
「何をすればいいんだろう」
“你认为接下来会是什么呢?”“我们已经通过了斯普劳特的机关,就是那道魔鬼网—— 给那些钥匙施魔法-174 -的肯定是弗立维—— 麦格教授把棋子变形了,使它们活了起来—— 下面就剩下奇洛的魔法,还有斯内普的..”他们又来到一扇门口。“行吗?”哈利小声问。“进去吧。”哈利把门推开了。一股令人作呕的臭味扑鼻而来,他们只好撩起衣服挡住鼻子。两人的眼睛也被熏出了眼泪,他们透过模糊的泪眼,看见一个巨怪,比他们上次较量过的那个还要庞大,一动不动地躺在面前的地板上,失去了知觉,脑袋上有一个血淋淋的大肿块。
“太好了,我们用不着同这个巨怪搏斗了。”哈利低声说。他们小心翼翼地跨过巨怪粗壮的双腿。“快走吧,我气都喘不过来了。”
他拉开下一道门,一时间,两人简直不敢看接下来是什么在等待他们—— 然而这里并没有什么可怕的东西,只有一张桌子,上面排放着七个形状各异的瓶子。
“斯内普的魔法,”哈利说,“我们应该怎么做?”