ハーマイオニーはホーッと大きなため息をついた。なんと、ほほえんでいる。こんな時に笑えるなんて、とハリーは驚おどろいた。
「すごいわ」
とハーマイオニーが言った。
「これは魔法じゃなくて論ろん理りよ。パズルだわ。大魔法使いと言われるような人って、論理のかけらもない人がたくさんいるの。そういう人はここで永久に行き止まりだわ」
「でも僕たちもそうなってしまうんだろう 違う」
「もちろん、そうはならないわ」とハーマイオニーが言った。
「必要なことは全部この紙に書いてある。七つの瓶があって、三つは毒薬、二つはお酒、一つは私たちを安全に黒い炎の中を通してくれ、一つは紫むらさきの炎を通り抜けて戻れるようにしてくれる」
「でも、どれを飲んだらいいか、どうやったらわかるの」
「ちょっとだけ待って」
ハーマイオニーは紙を何回か読みなおした。それから、ブツブツ独ひとり言ごとを呟つぶやいたり、瓶を指さしたりしながら、瓶の列に沿そって往いったり来たりした。そしてついにパチンと手を打った。
赫敏长长地嘘了口气,哈利惊讶地看见她居然露出了笑容,他自己是无论如何笑不出来的。
“太妙了,”赫敏说,“这不是魔法—— 这是逻辑推理—— 是一个谜语。许多最伟大的巫师都没有丝毫逻辑推理的本领,他们只好永远被困在这里。”
“我们呢,我们也出不去了,是吗?”
“当然不会,”赫敏说,“我们所要知道的都写在这张纸上呢。七个瓶子:三个是毒药;两个是酒;一个能使我们安全穿过黑色火焰,另一个能送我们通过紫色火焰返回。”
“但我们怎么知道该喝哪一种呢?”
“给我一分钟时间。”
赫敏把那张纸又读了几遍。她在那排瓶子前走来走去,嘴里自言自语,一边还指点着这个或那个瓶子。终于,她高兴地拍起手来。