「でもスネイプは僕を殺そうとした」
「いや、いや、いや。殺そうとしたのは私だ。あのクィディッチの試合で、君の友人のミス・グレンジャーがスネイプに火をつけようとして急いでいた時、たまたま私にぶつかって私は倒れてしまった。それで君から目を離はなしてしまったんだ。もう少しで箒ほうきから落としてやれたんだが。君を救おうとしてスネイプが私のかけた呪じゅ文もんを解とく反対呪文を唱となえてさえいなければ、もっと早く叩たたき落とせたんだ」
「スネイプが僕を救おうとしていた」
「そのとおり」
クィレルは冷たく言い放はなった。
「彼がなぜ次の試合で審しん判ぱんを買って出たと思うかね 私が二度と同じことをしないようにだよ。まったく、おかしなことだ……そんな心配をする必要はなかったんだ。ダンブルドアが見ている前では、私は何もできなかったのだから。他ほかの先生方がたは全員、スネイプがグリフィンドールの勝利を阻そ止しするために審判を申し出たと思った。スネイプは憎にくまれ役やくを買って出たわけだ……ずいぶんと時間をムダにしたものよ。どうせ今夜、私がおまえを殺すのに」
クィレルが指をパチッと鳴らした。縄なわがどこからともなく現れ、ハリーの体に固く巻きついた。
“可是斯内普曾经想害死我!”
“不,不,不,想害死你的是我。那次魁地奇比赛的时候,你的朋友格兰杰小姐冲过来给斯内普施咒,无意中把我撞倒了。她破坏了我对你的凝视,其实只要再坚持几秒钟,我就把你从飞天扫帚上摔下去了。如果不是斯内普一直在旁边-178 -念一个反咒,想保住你的性命,我早就把你摔死了。”
“斯内普想要救我?”
“当然是这样,”奇洛冷冷地说,“你说他为什么要给你们的第二次比赛当裁判?他要确保我不再害你。真是可笑..其实他犯不着费这番心思。有邓布利多在场,我什么也做不成的。其他老师都以为斯内普想阻止格兰芬多队获胜,他确实弄得自己很不受人欢迎..不过,这一切都是浪费时间,不管怎么说,我今晚一定要把你干掉。”
奇洛啪地打了个晌指。说时迟那时快,只见凭空蹿过来几条绳索,把哈利捆了个结结实实。