「ポッター、君はいろんなところに首を突つっ込こみすぎる。生かしてはおけない。ハロウィーンの時もあんなふうに学校中をチョロチョロしおって。『賢けん者じゃの石』を守っているのが何なのかを見に私が戻ってきた時も、君は私を見てしまったかもしれない」
「あなたがトロールを入れたのですか」
「さよう。私はトロールについては特別な才さい能のうがある……ここに来る前の部屋で、私が倒したトロールを見たね。残念なことに、あの時、皆がトロールを探して走り回っていたのに、私を疑っていたスネイプだけが、まっすぐに四階に来て私の前に立ちはだかった……私のトロールが君を殺しそこねたばかりか、三さん頭とう犬けんはスネイプの足を噛かみ切りそこねた。
さあポッター、おとなしく待まっておれ。このなかなかおもしろい鏡を調べなくてはならないからな」
その時初めてハリーはクィレルの後ろにあるものに気がついた。あの「みぞの鏡かがみ」だった。
「この鏡が『石』を見つける鍵かぎなのだ」
クィレルは鏡の枠わくをコツコツ叩たたきながら呟つぶやいた。
「ダンブルドアなら、こういうものを考えつくだろうと思った……しかし、彼はいまロンドンだ……帰ってくるころには、私はとっくに遠くに行ってしまう……」
ハリーにできることは、とにかくクィレルに話し続けさせ、鏡に集中できないようにすることだ。それしか思いつかない。
“你太爱管闲事了,不能让你再活在世上,波特。万圣节前夜,你在学校里到处乱转,我当时就知道,你看见我去查看魔法石的机关了。”
“是你放那个巨怪进来的?”
“当然是这样。我对付巨怪有一套特别的办法—— 你肯定已经看见了,我是怎么教训那边房间里的那个家伙的吧?倒霉的是,当大家都匆匆忙忙到处寻找巨怪时,早已对我起了疑心的斯内普直接赶到四楼,试图阻拦我—— 不仅我的巨怪没有把你打死,甚至那条三个头的大狗也没有把斯内普的腿咬断。
“好了,静静地等着吧,波特。我需要仔细看看这面有趣的镜子。”
直到这时,哈利才发现奇洛身后立着的东西。正是厄里斯魔镜。
“这面镜子是找到魔法石的钥匙,”奇洛喃喃地说,用手沿着四周的镜框敲了一遍。“只有邓布利多才拿得出这样的东西..不过他此刻在伦敦呢..等他回来的时候,我早就远走高飞了..”
啥利能想到的惟一办法就是让奇洛不停地说话,不让他把注意力集中到魔镜上。