「この鏡はどういう仕し掛かけなんだ どういう使い方をするんだろう ご主人様、助けてください」
別の声が答えた。しかも声はクィレル自身から出てくるようだった。ハリーはぞっとした。
「その子を使うんだ……その子を使え……」
クィレルが突然ハリーの方を向いた。
「わかりました……ポッター、ここへ来い」
手を一回パンと打つと、ハリーを縛っていた縄が落おちた。
ハリーはのろのろと立ち上がった。
「ここへ来るんだ」
クィレルが言った。
「鏡を見て何が見えるかを言え」
“这面镜子是怎么回事?它究竟有什么功能?帮帮我吧,主人!”哈利惊恐地听见一个声音在回答,那声音好像是从奇洛本人身体里发出来的。“利用那个男孩..利用那个男孩..”奇洛转向哈利。“好吧—— 波特—— 上这儿来。”
他又把双手一拍,那些捆绑哈利的绳索就自动松开了。哈利慢慢地站起身来。“上这儿来,”奇洛又说了一遍,“照一照镜子,把你看到的情形告诉我。”哈利朝他走去。