「ハリー、こんにちは」
ダンブルドアの声だ。ハリーはダンブルドアを見つめた。記き憶おくがよみがえった。
「先生 『石』 クィレルだったんです。クィレルが『石』を持っています。先生 早く……」
「落ち着いて、ハリー。君は少ーし時間がずれとるよ。クィレルは『石』を持っとらん」
「じゃあ誰が 先生、僕ぼく……」
「ハリー、いいから落ち着きなさい。でないとわしがマダム・ポンフリーに追い出されてしまう」
ハリーはゴクッと唾つばを飲み込み、周まわりを見回した。医い務む室しつにいるらしい。白いシーツのベッドに横たわり、脇わきのテーブルには、まるで菓か子し屋やが半分そっくりそこに引っ越してきたかのように、甘いものが山のように積み上げられていた。
「君の友人や崇すう拝はい者しゃからの贈おくり物だよ」
ダンブルドアがニッコリした。
「地下で君とクィレル先生との間に起きたことは『秘ひ密みつ』でな。秘密ということはつまり、学校中が知っているというわけじゃ。君の友達のミスター・フレッド、ミスター・ジョージ・ウィーズリーは、たしか君にトイレの便べん座ざを送ったのう。君がおもしろがると思ったんじゃろう。だが、マダム・ポンフリーがあんまり衛えい生せい的てきではないといって没収ぼっしゅうしてしまった」
“下午好,哈利。”邓布利多说。哈利先是呆呆地盯着他,然后突然想起来了。“先生!魔法石!是奇洛!他得到了魔法石!先生,快—— ” “不要激动,亲爱的孩子,你说的这些话已经有点过时了,”邓布利多说,“奇洛没有拿到魔法石。”“那么谁拿到了?先生,我—— ” “哈利,请你镇静一些,不然庞弗雷夫人就要把我赶出去了。”
哈利咽了口唾沫,环顾四周。他意识到自己是在医院里。他躺在一张铺着洁白亚麻被单的病床上,旁边的桌子上堆得像座小山,似乎半个糖果店都被搬到这里来了。
“都是你的朋友和崇拜者送给你的礼物。”邓布利多笑吟吟地说,“你和奇洛教授在地牢里发生的一切,是一个完完全全的秘密,而秘密总是不胫而走,所以,全校师生自然是全都知道了。据我所知,你的朋友弗雷德和乔治韦斯莱本来还送给你一只马桶圈。他们无疑是想跟你逗个乐子,可是庞弗雷夫人觉得不太卫生,就把它没收了。”