ハリーはうなずいた。でも頭が痛くなるので、すぐにうなずくのをやめた。
「先生、僕、他ほかにも、もし先生に教えていただけるのなら、知りたいことがあるんですけど……真しん実じつを知りたいんです……」
「真実か」
ダンブルドアがため息をついた。
「それはとても美しくも恐ろしいものじゃ。だからこそ注意深く扱わなければなるまい。しかし、答えない方がいいというはっきりした理由がないかぎり、答えてあげよう。答えられない理由がある時には許してほしい。もちろん、わしは嘘うそはつかん」
「ヴォルデモートが母を殺したのは、僕を彼の魔ま手しゅから守ろうとしたからだと言っていました。でも、そもそもなんで僕を殺したかったんでしょう」
ダンブルドアが今度は深いため息をついた。
「おお、なんと、最初の質問なのにわしは答えてやることができん。今日は答えられん。いまはだめじゃ。時が来ればわかるじゃろう……ハリー、いまは忘れるがよい。もう少し大きくなれば……こんなことは聞きたくないじゃろうが……その時が来たらわかるじゃろう」
ハリーには、ここで食い下がってもどうにもならないということがわかった。
哈利点了点头,但很快就停住了,因为这使他感到头痛。然后他说:“先生,还有一些事情我不太明白,不知道您能不能告诉我..我想了解这些事情的真相..”
“真相,”邓布利多叹息着说,“这是一种美丽而可怕的东西,需要格外谨慎地对待。不过,我会尽量回答你的问题,除非我有充分的理由守口如瓶,那样的话,我希望你能原谅我。我当然不能说谎话骗你。”
“是这样..伏地魔说他当年杀死我母亲,是因为我母亲拼命阻止他杀死我。可是,话说回来,他为什么想要杀死我呢?”
邓布利多这次重重地叹了口气。
“哎呀,你问我的第一件事,我就不能够告诉你。今天不能,现在不能。总有一天,你会知道的..暂时先别想这件事吧,哈利。等你再长大一些..我知道你不愿意听这个话..等你做好了准备,你自然就会知道了。”
哈利明白再多说也没有用。