その夜はグッスリ眠ったので、ハリーはほとんど回かい復ふくしたように感じた。
「パーティーに出たいんですけど。行ってもいいでしょうか」
山のような菓子の箱を片かたづけているマダム・ポンフリーにハリーは頼んだ。
「ダンブルドア先生が行かせてあげるようにとおっしゃいました」
マダム・ポンフリーは鼻をフンと鳴らした。ダンブルドア先生はパーティーの危き険けん性せいをご存ぞん知じないとでも言いたげだった。
「ああそれから、また面めん会かいの人が来てますよ」
「うれしいなぁ。誰」
ハリーの言葉が終わらないうちに、ハグリッドがドアから体を斜ななめにして入ってきた。部屋の中では、ハグリッドはいつも場ば違ちがいなほど大きく見える。ハリーの隣となりに座ってチラッと顔を見るなり、ハグリッドはオンオンと泣き出してしまった。
「みんな……俺おれの……バカな……しくじりのせいだ」
手で顔を覆おおい、しゃくり上げた。
「悪いやつらに、フラッフィーを出し抜く方法をしゃべくってしもうた。俺がヤツに話したんだ ヤツはこれだけは知らんかったのに、しゃべくってしもうた おまえさんは死ぬとこだった たかがドラゴンの卵たまごのせいで。もう酒はやらん 俺なんか、つまみ出されて、マグルとして生きろと言われてもしょうがない」
悲しみと後こう悔かいに体を震ふるわせながら、ハグリッドの顎あご鬚ひげに大おお粒つぶの涙がポロポロと流れ落ちている。
哈利踏踏实实地一觉睡到天亮,觉得元气差不多恢复了。
“我想去参加宴会,”当庞弗雷夫人整理他的一大堆糖果盒时,哈利对她说,“可不可以啊?”
“邓布利多教授说允许你去。”她不以为然地说。似乎在她看来,邓布利多教授并没有认识到宴会具有潜在的危险。“又有人来看你了。”
-187 -“噢,太好了,”哈利说,“是谁?”他话音未落,海格就侧着身子钻进门来。海格每次走进房门,就显得像个庞然大物。他在哈利身旁坐下,看了他一眼,就伤心地哭了起来。
“都一怪我一这个一笨蛋!”他用手捂着脸哭泣着,“是我告诉那个恶棍怎样制服路威的!是我告诉他的!他什么都知道了,就是不知道这个,雨我偏偏告诉了他!你差点就没命了!都是为了一只龙蛋!我再也不喝酒了!我应该被赶出去,一辈子做个麻瓜!”