2.青年がすべきこと
人々は普通青年は人生を知らぬと言う。だがこういう時彼らは人生とはまさしく人生を知らぬ人間によって傷がれるという大きな事実を忘れている。僕らは結婚するとき、果たして結婚生活とは何かを知って要るであろうか。まためいめいの職業を選んだとき、僕らは果たしてその職業が実地にどのようなものか知っていたであろうか。こう考えてはじめて僕らは青年が志を高く持つべき必要を本当に理解するのではなかろうか。なぜなら青春とは僕らが人生の未知に対して大きな決断の下ろすべきときであり、その決断がやがて僕らの生涯を支配するものだからである。
青年にとって何より大切なのは、まじめに考え、断じて行う人生への熱情であろう。もしこれをかけは彼の生涯は悔恨をすら本当に知ることはできない。