王安石の詩にある「万緑叢中紅一点」が語源で?晩春の多くの青葉のなかに、ただ一輪紅い花が咲いているという意味です?そしてこの紅い花は、石榴(ザクロ)の花です?
◆沽券(こけん)に関わる
「沽券」とは、土地?家屋などの所有?売買を証明する文書のことです。転じて?人間の体面や信用の意味となっています。
◆去る者は日々に疎(うと)し
出典は、『文選』で、人生のはかなさを歌った詩の一節です。すなわち「去る者」は「死んだ人」のこと、そして「疎し」は「忘れる」の意味ですから?職場を去った人などに対して使うことばではありません。