【意味】 嵐とは、激しく吹く風。暴風。雨・雪・雷を伴なう荒れ狂った風にもいう。 【
嵐の語源・由来】 嵐は、「あらし(荒風)」と考えられる。 形容詞「荒し」が名詞化とも考えられるが、「かぜ(風)」の「ぜ」と同じく「し」は「風」の意味であろう。 古くは、山から吹きおろしてくる風を「あらし」と呼んでおり、『万葉集』などでは、「山風」「下風」「山下」などの漢字が当てられている。 山から吹き下ろす風を「あらし」と言い、アクセントも「おろし(颪)」と同じであることから、「おろし」との関係も考えられる。