【意味】 アリとは、膜翅目アリ科の昆虫の総称。体長は2~10ミリ程度。体色は黒か赤褐色。
【アリの語源・由来】 アリの語源には、「ア」が「小」、「リ」が助詞で、小虫の意味とする説。 多く集まる虫であることから、「アツマリ(集まり)」の中略説。 穴に出入りすることから、「アナイリ(穴入)」の意味。 よく歩くことから、「アリク(歩く)」の意味。 前後のくびれがあることから、「アリ(有)」の意味といった説がある。 これらのうち、「アリク(歩く)」と「アリ(有)」の説が有力であるが未詳。 この二説から派生した「アシアリ(脚有)」の意味とする説もある。 アリは地中に巣を作り、規律正しい共同生活を営むことから、「虫」に「義(行儀正しい)」で、「蟻」という漢字になった。