4世紀から7世紀頃に、中国大陸及び朝鮮半島から日本に移住した人々を指すことが多い。規模の大きい渡来は4回に見られる
一回目:縄文時代の終わり、約2500年前頃よりアジア大陸から、水稲を日本へ持ち込んだ。いわゆる 弥生時代である
二回目と三回目:4世紀末~6世紀、古墳時代にはヤマト王権に仕える技術者、また亡命者として朝鮮半島などから人々が渡来した。大王を中心とするヤマト王権において重要な位置を占めた者もあり、文化の発展にも寄与した。ヤマト王権に仕えた渡来人としては、秦氏、東漢氏、西文氏(かわちのふみうじ) が代表的である
四回目:飛鳥時代には百済の滅亡により亡命貴族が日本を頼って渡来した。