雑談が上手な人は、まず肯定する習慣がある。
雑談が下手な人は、まず否定する癖がある。雑談が上手な人は、まず肯定する習慣がある。 | 雑談が上手な人と下手な人の30の違い
まず否定する癖には要注意。
雑談が下手な人は、まず否定する癖が目立ちます。
相手の話を聞いても、素直に同意せず、まず否定しようとします。
悪く言えば、世の中を斜め上から見る癖があります。
こうした人によくある口癖は「そうとは限らない」です。
少しでも否定できる点があれば「そうとは限らない」という一言で話のテンションを下げます。
たとえば「美人はモテるよね」という話に「そうとは限らない」と否定する。
「都会は物価が高いよね」という話に「そうとは限らない」と否定する。
「学校を卒業すると、みんな勉強をやめるよね」という話に「そうとは限らない」と否定する。
相手の話を素直に認めようとしません。
相手を言い負かしたい気持ちがあるため、話に例外を見つけては、まず否定します。
話の出だしから否定されると、相手は話を続けにくくなります。
楽しく話したい気持ちがくじかれ、雑談の雰囲気も悪くなるのです。
雑談が上手な人は、まず肯定する習慣があります。
多少の例外があっても気にしません。
人間ですから、不完全な話も受け入れます。
もちろん完全に的外れな内容なら否定しますが、小さな例外なら気にせず、まず肯定しようとします。
「美人はモテるよね」という話には「たしかにそうだね」と肯定する。
「都会は物価が高いよね」という話には「そういう傾向があるね」と肯定する。
「学校を卒業すると、みんな勉強をやめるよね」という話には「そういう人が多いね」と肯定する。
本当は例外があることに気づいていても、否定すると話がこじれるため、小さなことなら無視します。
まず肯定する習慣があると、ひとまず話が進みます。
相手の背中を押すことができ、ネタの続きを話してくれるでしょう。
雑談のスタートがよくなるのです。