雑談が上手な人は、話題を広げるだけでなく、深めることもできる。
雑談が下手な人は、話題を広げるしかできない。雑談が上手な人は、話題を広げるだけでなく、深めることもできる。 | 雑談が上手な人と下手な人の30の違い
話題の話し方には、2種類あります。
広げる
深める
どちらもよくあるパターンですが、雑談が上手な人と下手な人には、話し方に特徴が見られます。
雑談が下手な人は、話題を広げて楽しみます。
もちろん話題を広げることも大切です。
Aの話題からBの話題になり、Bの話題からCの話題になる。
話が広がっていくのは、雑談の面白さの1つです。
しかし、雑談が下手な人の場合「話題を広げるしかできない」という問題があります。
関連した流れで話題が広がっていくのはいいですが、広げるしかできないのではつまらない。
雑談が表面的な話ばかりになり、深い話がありません。
つまり「広く浅く」という状態になります。
雑談を楽しんでいる割に、なかなか相手と仲が深まりません。
では、仲を深めるには、どんな話し方が必要なのか。
それは「話題を深める」という話し方です。
雑談が上手な人は、話題を広げるだけでなく、深めることもできます。
たとえば、自分の仕事について話をしたとします。
悩みの話からストレスの話、ストレスの話から気分転換の話へ変わるのは、横に向かった広がり方です。
この話題を、横に広げるのではなく、縦に深めます。
悩みの話から性格の話、性格の話から生まれ育った環境の話へと、どんどん縦に深めます。
1つの話題を、深く掘り下げていく。
このとき、普段ではできない深い話ができるようになります。
話題を深めると、自然と相手の本音やプライベートに入り込むことにもなります。
話題を深めていくと、結果として、相手とも深い仲になっていくのです。
話題を広げるのもいいですが、時には深めることも大切です。
話題を深めるとは、仲を深めることでもあるのです。