雑談が上手な人は、あらゆる表現で伝えようとする。
雑談が下手な人は、とにかく言葉で伝えようとする。雑談が上手な人は、あらゆる表現で伝えようとする。 | 雑談が上手な人と下手な人の30の違い
雑談が下手な人は、とにかく言葉で伝えようとします。
「上手な雑談とは、上手に話すこと」という思い込みが強いため、言葉にこだわります。
難しい話が通じなければ、分かりやすく説明します。
それでも通じなければ、別の言い方をして工夫します。
もちろん言葉を駆使して伝えるのもいいですが、言葉による表現にも限界があります。
雑談が下手な人は、言葉による表現にこだわっているため、伝えたいことがあっても、うまく伝えられないことがあるのです。
雑談が上手な人は、あらゆる表現で伝えようとします。
表現方法にはこだわりません。
言葉でうまく伝わりそうになければ、別の表現を使って伝えようとします。
たとえば、絵や図を描いて表現します。
言葉で伝わりにくいことも、絵や図を書けば、一目で通じることがあります。
絵や図が下手であっても、おおむね輪郭が正しければ、うまく伝わるでしょう。
時には歌を歌って表現します。
曲名を言って通じなければ、直接歌ったほうが直感的になって分かりやすいときがあります。
音痴だったり歌詞が間違っていたりしても、だいたいリズムが合っていれば、うまく伝わります。
時には、演技をして表現します。
体の細かい動きは、言葉で説明するより、実際に演技をしたほうが伝わりやすいでしょう。
プロの役者でなくても、素人の演技で十分伝わります。
恥やプライドは、雑談の邪魔になります。
恥もプライドも捨てて、あらゆる表現方法を駆使するのが、雑談力を高めます。
下手なら下手で面白くなり、雑談が盛り上がります。
むしろ下手なほうが、ちょうどいいのかもしれません。
表現方法が多いと表現の幅が広がり、伝えやすくなります。
「なるほど」と相手に理解してもらえ、どんどん話が弾むのです。