理由をつけて話をすると、説得力が生まれる。 | 知的な話し方をする30の方法
自分の主張を話すとき、ただやみくもに話をするのでは説得力がありません。
唐突に主張だけを述べられると、説得力がないばかりか、反感さえ買いかねません。
「理由はないけれど、こっちのほうがいい気はする」
「なんとなく、こう思う」
理由なしの会話もいいのですが、それとなく感情に振り回されている印象を受けます。
理由なしの会話は、そのときの感情に踊らされて話をしていると思われかねません。
「本屋に行きたい」と、一言ぽつんと言われると「面倒だなあ」と思います。
しかし「見たい本があるから本屋に行きたい!」と言われると「じゃあ行こうか」と思います。
告白のときにも同じです。
理由もなく「好きです!」と言うと「そんな突然言われても……」と相手を驚かせてしまいます。
しかし「かっこいいから好き! 付き合って!」と言うと「そう言われると断りにくいな。まあいいか」とOKしてしまいます。
自分が述べる主張には「理由」をつけると、説得力が高まります。
自分の主張を通すためには、理由はつけたほうがいい。
理由をつけて話をすると、急に説得力のある会話に変わります。
私はいつも話をするときに「~だからです」という理由をつけて話をするようにしています。
自分が主張をするからには、なにか決定的な理由があることは当然です。
また会話の説得力を高めるためにも必要なポイントだからです。
理由をつけるから会話に芯が通り、知的な内容へと変わります。
説得力のある会話にするために「主張」と「理由」はセットにして話をするようにしているのです。