「良書は友だちの中の最良の友だちである。現在も、そして永久に変わることがない」と言ったのはタッパーという哲学者です。
本はそのくらい私たちに大きな影響を与えてくれるものです。その本を集めた新図書館が本日落成いたしましたことを、PTAを代表いたしまして心よりお祝い申し上げます。
近年、若者の活字離れが取りざたされております。「若い者は本を読まない」という声も耳にいたしますが、テレビ、パソコンと情報手段が多様化された今日、読書量に個人差があるのは当然といえるのではないでしょうか。
しかし、たとえ一冊でも『最良の友』と言えるような、心に残る本と出合っていただきたいと思うのです。高校時代に出会った本はきっと皆さんの精神を、そして人生を豊かにしてくれることでしょう。そのために、この図書館でいろいろな本のページをめくって下さい。
最後になりましたが、図書館の建設にご尽力いただきました学校当局の方々、建設にあたられた方々、関係者の皆さまに心より御礼を申し上げます。