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第13章 アンブリッジのあくどい罰則(20)

时间: 2023-05-30    进入日语论坛
核心提示:二回目の罰則も一回目に劣おとらずひどかった。手の甲こうの皮ひ膚ふが、昨日より早くから痛み出し、すぐに赤く腫はれ上がった。
(单词翻译:双击或拖选)

二回目の罰則も一回目に劣おとらずひどかった。手の甲こうの皮ひ膚ふが、昨日より早くから痛み出し、すぐに赤く腫はれ上がった。傷きずがたちまち治る状じょう態たいも、そう長くは続かないだろう。まもなく傷は刻きざみ込まれたままになり、アンブリッジはたぶん満足するだろう。しかしハリーは、痛いという声を漏もらさなかった。部屋に入ってから許されるまで――また真夜中過ぎだったが――「こんばんは」と「おやすみなさい」しか言わなかった。

しかし、宿題のほうはもはや絶ぜつ望ぼう的てきだった。グリフィンドールの談だん話わ室しつに戻ったとき、ハリーはぐったり疲れていたが、寝室しんしつには行かず、本を開いてスネイプの月げっ長ちょう石せきのレポートに取りかかった。終ったときはもう二時半だった。いい出来でないことはわかっていた。しかし、どうしようもない。何か提出しなければ、次はスネイプの罰則を食らうだろう。それから大だい至し急きゅう、マクゴナガル先生の出題に答えを書き、ボウトラックルの適切てきせつな扱あつかい方についてグラブリー‐プランク先生の宿題を急きゅう拵ごしらえし、よろよろとベッドに向かった。服を着たまま、ベッドカバーの上で、ハリーはあっという間に眠りに落ちた。

木曜は疲れてぼーっとしているうちに過ぎた。ロンも眠そうだったが、どうしてそうなのか、ハリーには見当がつかなかった。三日目の罰則ばっそくも、前の二日間と同じように過ぎた。ただ、二時間が過ぎたころ、「僕は嘘うそをついてはいけない」の文字が手の甲こうから消えなくなり、刻きざみつけられたまま血が滲にじみ出してきた。先の尖とがった羽は根ねペンのカリカリという音が止まったので、アンブリッジ先生が目を上げた。

「ああ」自分の机から出てきて、ハリーの手を自みずから調べ、アンブリッジがやさしげに言った。

「これで、あなたはいつも思い出すでしょう。ね 今夜は帰ってよろしい」

「明日も来なければいけませんか」ハリーはズキズキする右手ではなく、左手でカバンを取り上げた。

「ええ、そうよ」アンブリッジ先生はいつもの大口でにっこりした。「ええ、もう一晩ひとばんやれば、言葉の意味がもう少し深く刻まれると思いますよ」


  第二次关禁闭和第一次同样痛苦难熬。哈利手背上的皮肤现在变得更敏感,很快就变红了,像着了火一样地疼。哈利觉得过不了多久,伤口就不会那样有效地愈合了。过不了多久,那些字就会深深刻进他的手背,乌姆里奇大概就会满意了。不过,哈利拼命忍着不发出疼痛的喘息,而且,从他走进办公室直到乌姆里奇放他离去——又是午夜之后,他只说了两句话,“晚上好”和“晚安”。
  他的家庭作业现在已经到了不堪收拾的地步,因此他返回格兰芬多公共休息室后,尽管累得一点力气也没有了,但他并没有上床睡觉,而是打开书本,开始写斯内普布置的那篇关于月长石的论文。他写完时已经是两点半了。他知道写得很糟糕,但也没有办法,他必须交点东西上去,不然接下来就要被斯内普关禁闭了。接着,他匆匆回答了麦格教授给他们布置的几个问题,又在护树罗锅身上合适的部位拼凑了一些东西,准备拿去应付格拉普兰教授,然后才踉踉跄跄地上床睡觉,连衣服也没脱,囫囵倒在被子上,立刻就沉沉地睡着了。
  星期四是在昏昏沉沉的疲劳中度过的。罗恩看上去也是一脸困倦,哈利真不明白他为什么会这样。哈利的第三次关禁闭跟前两次没有什么两样,只是过了两个小时后,哈利手背上的“我不可以说谎”便不再愈合,一道道红红的划痕留在那里。冒出细细的血珠。乌姆里奇教授听不到羽毛笔笔尖的沙沙响声,便抬起头来。
  “啊,”她温柔地说,绕过她的书桌过来查看哈利的手,“很好。这应该可以时时提醒你了,是不是?你今晚可以走了。”
  “我明天还要来吗?”哈利问,一边用左手拎起书包,因为右手疼痛难忍。
  “哦,是的,”乌姆里奇教授说,笑得还像以前一样肉麻,“是的,我想再有一夜的努力,我们可以把这句话刻得更深一些。”
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