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第9章 謎のプリンス The Half-Blood Prince(19)

时间: 2023-06-30    进入日语论坛
核心提示:「何でもないよ」ハリーは低い声で、安心させるように言った。「あれとは違うんだ、ほら、リドルの日記とは。誰かが書き込みをし
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「何でもないよ」ハリーは低い声で、安心させるように言った。

「あれとは違うんだ、ほら、リドルの日記とは。誰かが書き込みをした古い教科書にすぎないんだから」

「でも、あなたは、書いてあることに従ったんでしょう?」

「余白よはくに書いてあったヒントを、いくつか試してみただけだよ。ほんと、ジニー、何にも変なことは――」

「ジニーの言うとおりだわ」ハーマイオニーがたちまち活気かっきづいた。

「その本におかしなところがないかどうか、調べてみる必要があるわ。だって、いろいろ変な指示があるし。もしかしたらってこともあるでしょ?」

「おい!」

ハーマイオニーがハリーのカバンから「上じょう級きゅう魔ま法ほう薬やく」の本を取り出し、杖つえを上げたので、ハリーは憤慨ふんがいした。

「スペシアリス・レベリオ! 化けの皮 剥はがれよ!」

ハーマイオニーは表紙をすばやくコツコツ叩たたきながら唱となえた。

何にも、いっさい何にも起こらなかった。教科書はおとなしく横たわっていた。古くて汚くて、ページの角が折れているだけの本だった。

「終わったかい?」ハリーが苛いらつきながら言った。

「それとも、二、三回とんぼ返りするかどうか、様子を見てみるかい?」

「大丈夫そうだわ」

ハーマイオニーはまだ疑わしげに本を見つめていた。

「つまり、見かけはたしかに……ただの教科書」

「よかった。それじゃ返してもらうよ」

ハリーはパッとテーブルから本を取り上げたが、手が滑すべって床に落ち、本が開いた。

ほかには誰だれも見ていなかった。ハリーは屈かがんで本を拾ったが、その拍ひょう子しに、裏うら表びょう紙しの下のほうに何か書いてあるのが見えた。小さな読みにくい手書き文字だ。いまはハリーの寝室しんしつのトランクの中に、ソックスに包んで安全に隠かくしてある、あのフェリックス・フェリシスの瓶びんを獲得かくとくさせてくれた指示書きと同じ筆跡ひっせきだった。

半はん純じゅん血けつのプリンス蔵書ぞうしょ

    “这没什么,”他压低声音宽慰她道,“你知道,这不像里德尔的日记。那只是一本被人涂写过的旧课本。”
 
    “可是你照那上面写的做了?”
 
    “我只是试了试书上空白处写的几点小窍门,说实在的,金妮,没有什么蹊跷的——”
 
    “金妮说得有道理,”赫敏一下子来了精神,说道,“我们应该检查一下它有没有什么不对劲儿。我是说,所有那些古怪的说明,谁知道是怎么回事?”
 
    “喂!”哈利气愤地抗议道,赫敏一把抽出哈利书包里的那本《高级魔药制作》,举起了魔杖。
 
    “原形立现!”她干脆利落地敲了敲封面,念道。
 
    什么动静也没有。课本还是课本,破旧,肮脏,书角都卷起来了。
 
    “完了吗?”哈利恼火地问,“你还想等着看它会不会来几个后滚翻?”
 
    “看来没问题,”赫敏仍然怀疑地盯着课本,说道,“我是说,它看上去确实……只是一本课本。”
 
    “很好,那我就把它拿回来了。”哈利说着就把课本从桌上夺了过去,可是课本从他手里滑落下来,掉在地上摊开了。
 
    谁也没有注意。哈利弯下腰正要把书捡起来,就在这时,他看见封底的下端写着什么东西,还是那种小小的、密密麻麻的笔迹,跟那些帮他赢得福灵剂的说明的笔迹一样,而那瓶福灵剂,现在已经安安稳稳地藏在楼上他箱子里的一双袜子里了。
 
    本书属于混血王子
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