さいたま市中央区の百井(ももい)盛(さかり)さん(111)が20日、英国のギネスワールドレコーズから、存命する男性の世界最高齢に認定され、入院する東京都内の病院で認定証を授与された。
百井さんは「あと2年くらい長生きしたい」と喜びを語った。
同市によると、百井さんは1903年(明治36年)2月5日生まれ。福島県出身で、約60年前から現在のさいたま市で暮らしている。昭和初期に高校の教員になり、埼玉県立与野高校の校長を務めた。
煮魚や天ぷらなどが好物で、現在も1日3食、普通の食事をとり、トイレには手すりを使って自分で歩いて行く。テレビで野球や相撲の中継を見るのが趣味だという。
耳が少し遠いため、この日、祝福に訪れた同市の清水勇人市長とは筆談を交えてやりとりした。