第三封信
强风が吹いて、台湾と日本の间の海に、僕を沈めてくれれば良いのに。そうすれば、臆病な自分を、持て余さずに済むのに。友子、たっだ数日の航海で、僕はすっかり老け込んでしまった。潮风が连れて来る泣き声を闻いて、甲板から离れたくない、寝たくもない。僕の心は决まった、陆に着いたら、一生、海を见ないでおこう。潮风よ、何故泣き声を连れてやって来る。人を爱して泣く、嫁いで泣く、子供を生んで泣く。君の幸せな未来図を想像して、涙が出そうになる。でも、僕の涙は潮风に吹かれて、溢れる前に乾いてしまう。涙を出さずに泣いて、僕は、まだ老け込んだ。憎らしい风、憎らしい月の光、憎らしい海。