それ、もしかすると、貯金の仕方が間違っているのかもしれません。 自分のやり方が正しいかどうか、確認してみましょう。
そこで今回は、海外サイト『Yahoo Finance』より、間違った貯金の仕方5つを紹介します。
■1:たくさんの銀行口座を使っている
貯金をするために、収入を複数の銀行口座に預けている人はいませんか?
カンザス大学の研究者プロモーテス・チャタジー氏は、ひとつの銀行口座を使っている場合は、複数の銀行口座を持つ場合と比べ、支出を控え、より貯金している傾向があることを明らかにしています。
■2:手動で貯金している
貯金を自動化することで、何も考えることなく、お金を貯めることができます。
全米経済研究所が、7つの企業、合計20万人の従業員に行った研究では、自動で企業年金制度を利用している人の方が、手動で行っている人より2倍も貯蓄できていることがわかっています。
会社の財形貯蓄や、銀行の自動積立などを利用することで、手間をかけずに貯金することができるでしょう。
■3:想像力を使っていない
研究者たちは、ヨットで世界中を旅行するとか、次の休暇はビーチに行くなど、今後のことをイメージすることで、より貯金ができることを発見しました。
簡単にできることであれば、貯金している口座や、貯金箱などに具体的なタイトルを付けましょう。例えば、「沖縄旅行貯金、万一の時のための貯金」のように。
また、財務目標をより現実的にするために、目標とする生活の写真をデスクに貼ったりするのもいいでしょう。
■4:一人で貯金をしている
2012年、研究で約2,700人のチリ人企業家が、貯蓄のために自助グループに入りました。
すると、参加者がセービングアカウントに入れたデポジット(預金)は、3倍以上に増え、貯蓄バランスは平均でほぼ2倍になったのです。
このように、グループ加入などで周囲からのプレッシャーがあると、効果的に貯金できます。お金が貯められない人は、ひとりで貯金しない方がいいかもしれません。
■5:投資を大げさに考えすぎている
投資をよく知らないで避けていませんか?
例えば、低コストで受動的に管理されるインデックス・ファンド(投資信託のひとつ)は、ほとんどの個人投資家にとって良い選択肢といえます。
投資のプロであるファンドマネージャーに運用を任せるタイプのアクティブ運用型の投信信託と違い、インデックス・ファンドは対象の市場の株価指数に連動しているため、わかりやすい値動きをする投資信託です。
また、運用費用が安い為、利益から引かれる割合が少ないです。素人が自分で選んで株式を購入すると失敗する確率が高くなりますが、このような投資を選ぶと、うまくお金を運用することができます。
いかがでしたか? 「なかなかお金が貯まらない」「貯金が続けられない」と悩むママも多いはず。
もし貯金の方法が間違っていたとしたら、いつまで経ってもお金は貯まりませんよね。これを機に、貯金の仕方を見直してみては?