そこで今回は、夢療法家として活躍中の坂内慶子先生の著書『エドガー・ケイシーが教える 夢のメッセージ』から、夢によく出てきそうなアイテムや行動から分かる心理状態をご紹介します。
■1:赤ちゃん
赤ちゃんは新しいことへのチャレンジを意味し、実現したいことへの思いや願いを、形に出来る時を迎えている状態を表しています。
今まで「あれが出来たらいいな」と感じていたことを思い描くだけではなく、実現するために、宣言したり行動したりと外へ向かって発信しましょう。
■2:玄関
玄関は人を受け入れる場所。つまり、玄関に現れる人は自分にとってどんな存在なのかを意味しています。
表玄関から入ってくる人は裏がなく大切な人、逆に、裏口から訪ねてくる人は、裏がある人を意味するそうです。どんなに笑顔であっても裏口から入ってきた人物には、注意が必要とのアドバイスがあります。
■3:ワイン
普段ワインを飲むシチュエーションは、これから仲間と楽しい時間を過ごそうという気持ちの時です。しかし、ワインが夢に出てきたら「素の自分に戻りなさい」という合図なのだそう。
また、「今の自分を楽しみなさい」というメッセージでもあるようです。自分の好きな部分も嫌いな部分も全て受け入れ、心を解放した方がよさそうです。
■4:飛行機
飛行機の大きな翼は「頑張っている姿を見てもらいたい(認められたい)」、ジェット機は「面倒な問題も要領よくやり過ごしたい」という気持ちを示しています。
大きな機体に積んだ荷物は、この世の価値観や親の束縛などを意味し、価値観や束縛の重圧を感じている時期なのかもしれません。夢に飛行機が登場したら、自分を振り返って、自分の価値観を洗い出してみた方がいいかもしれません。
■5:泣く
現実社会で、頑張って踏ん張ってすがりついてみたものの、「この先どうやっていったらいいの」と悩んでしまう時もありますよね? 夢の中で泣くと、夢の中だったはずなのに気持ちがすっきりするそうです。自分を癒してあげる必要があることを示しています。
頑張ることも大切ですが、同じくらい自分を労ってあげる時が来ているようです。
いかがでしたか? 最近見た夢に出てきたものはありましたか?
昼間、視覚で得た情報を夢を見ている間に整理しているという説もあります。寝ている間に見る夢は、日常生活や気持ちと密接な関係があるそうなので、どんな夢を見たのか、自分なりに分析してみるのも面白いでしょう。