「時間を守ることを重視するタイプと重視しないタイプがいることは確か。それを見極める方法があります」と話すのは、『あなたがどんな状況でも成功する8つの性格 もし会社がつぶれたとしても成功できる方法』(主婦の友社)の著者・鹿野浩史さん。同書は、ロジャー・ハミルトンというコンサルタントが提唱した「ウェルスダイナミクス」というプロファイリング理論に基づき、人を8つのタイプに分類。それぞれの性格の特徴や適した仕事を紹介しています。
この8つのタイプの中に、時間を守ることを重視しないタイプ、つまり仕事やデートに遅刻しやすいタイプがいるのだとか。
「遅刻しやすい人は『クリエイター』もしくは『スター』と名付けられたタイプであることが多いです。この2つのタイプには、『自分のことをよく喋る』『行動力がある』『目立ちたがり屋』『アイディアをすぐに思いつく』などの特徴があります。こういう人は、時間を守れないことについて深く考えていません。悪いとは思っていても遅刻してしまうんです。ですから、遅刻する=誠意がないと決めつけるのはちょっとかわいそうですね」(鹿野さん)
なるほど。では、このタイプの人に、時間を守らせる方法はあるのでしょうか? あまり口うるさく言うと煙たがられたりして。
「そうでもないですよ。この2つのタイプの人はその日の気分で予定を決めてしまうところがある一方、信用している人に管理してもらいたいと思っています。約束の1時間前に『今日は遅れずに到着できそう? 』と聞くようにしたりするといいのでは。芸能人とマネージャーのような関係だと思ってください」(同)
芸能人とマネージャーとは若干シャクな気もしますが、遅刻にイライラしてストレスを溜めるよりはいいですね。
「ちなみに、特に時間を守るのは『トレーダー』や『アキュムレーター』と名付けられたタイプの人です。このタイプの人には、『精神的に安定している』『臨機応変な対応が苦手』『有言実行』『浪費を嫌い貯金が得意』などの特徴があります」(同)
こういった人が毎回のように遅刻する…というときは、自分への気持ちを疑った方がいい、ということなのかも…? 恋人の遅刻に悩んでいる人は、相手のタイプを見極めてから対策を取ると良さそうです。そして、デートにいつも遅刻してしまうという人は、恋人を悩ませているかもしれないことに気付いてくださいね!